どうして仏文なの?

jeudi 19 octobre
とよく聞かれる。せっかく大学戻るのに就職に役立たない文学、しかもある程度勉強してる英語、以前専攻していたドイツ語、でなくフランス語なんて・・・。
で、すぐに答えられなくて困った。文学を選んだのは前の大学で文学系の単位いっぱい持っててそれを使いたかったから。それに政治経済をやっても挫折するに違いないから(笑)。だったら好きなことをとことん、でも言語はある程度極めようと。
でどうしてフランス語なのか。もともとあらゆる言語をかじっていたのでどれでもよかったのだけれど。ドイツ語だって専攻だったけどそこまで習熟してなかったし、何せ中退前いちばん熱心だったのは古典ギリシャ語である(ほんとに現実社会と遠くかけ離れてることばかりやってる・・・)。
それはたぶん慶應を選んだからだ。資金がないからと先に通信で大学を卒業しようと決心し、通信制があるところで文学が強いところ、卒論まじめに取り組んでいいもの書けたら大学院につながるようなところ・・・と考えたら慶應だった。慶應なら伝統のある仏文でしょう、と。永井荷風からはじまって堀口大学・遠藤周作・浅利慶太などを輩出してる。通信だってその伝統のはしくれくらいは感じられるかな、と。
あとこれは蛇足。古典ギリシャ語やラテン語(西洋古典学)をあきらめきれず、東京では水道橋のアテネ・フランセで学べるらしい、でもそこはフランス語の専門学校、教科書がフランス語らしい、それなら先にフランス語やってやろうじゃん!と。実は現住所に引っ越してきたのはアテネ・フランセに近いシェアハウスを探してのことなのであった。でも貧乏なのでしばらくアテネ・フランセには通えそうもない。
あ、大事なことを忘れていた。イギリスで古典を学びたいけれど、何せ資金はないし学費は高い。またロータリー奨学生受けて落ちたら元も子もない。で、調べたところフランスの国立大学は学費が無料のところが多いらしい(ドイツの大学もそうらしいけど)。これも大きな理由のひとつかな。
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by nabocha | 2006-10-19 20:25 | 慶應通信
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