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2010年10月の検索ワード

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by nabocha | 2010-10-31 23:59 | 検索ワード

奈良旅行記⑤飛鳥

mercredi 20 octobre

3日めは思い切って飛鳥へ出掛けました。平城遷都1300年の今年ですが、さらに古い日本の風景を見ておきたいと思ったのです。8時頃着いてしまったので、まずは歩いて欽明天皇陵と猿石のある吉備姫王墓へ。
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駅前に戻って、飛鳥びとの館で割引券のついた飛鳥王国パスポートを買います。乗り捨てのできる明日香レンタサイクルにしようと思っていたのだけれど、まだ開いていなかったのでレンタサイクル古都にしました。雨が心配ながらも出発。最初は高松塚古墳です。

★高松塚古墳
http://www.asuka-park.go.jp/takamatsu/index.html
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目の前の広場は星宿の広場となっています。
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壁画館で飛鳥美人の模写を見ました。1972年にこの壁画が見つかった時は、考古学史上まれにみる大発見と日本中で騒がれたそうです。1300年以上前に描かれた絵がここまで色鮮やかに残っているなんて。
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高松塚を出て、次は聖徳太子の生誕地、橘寺へ向かいます。途中、鬼の俎板(まないた)や鬼の雪隠といった不思議な形の石造物がありました。これは亀石。亀が向きを変えると、奈良盆地が大洪水になるんだとか・・・かわいい顔をしているのに。
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橘寺で見たかったのは、これ。往生院の花の天井画です。
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誰もいなくて、しばらく仰向けになって天井を眺めてしまいました。
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橘寺を出てから少し迷って石舞台古墳へ。蘇我馬子のお墓と言われています。昔覚えたな・・・蘇我稲目、馬子、蝦夷に入鹿。

★石舞台古墳
http://www.asuka-park.go.jp/ishibutai/index.html

ここで早めのお昼。夢市茶屋で古代米御膳を食べました。
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★夢市茶屋
http://yume9200.jp/yumechaya2.html

満足したところで、再び自転車に乗って飛鳥寺を目指します。途中、大化の改新の舞台となった伝飛鳥板蓋宮跡や、これまた不思議な亀型石造物や酒船石に立ち寄りました。しかし亀型石造物の観覧料金300円には唖然。これだけなのに!
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犬養万葉記念館と奈良県立万葉文化館にも寄りました。犬養孝は万葉集に登場する土地を全て訪れて、万葉風土学を提唱した方とのことです。

万葉文化館ではちょうど写真展「小川晴暘と奈良 飛鳥園のあゆみ-小川光三・金井杜道・若松保広-」をやっていました。これはうれしかった。ちょうど職場近くで土門拳の作品展「室生寺」をやっていて、仏像を写真で撮る、ということに思い当たりがあったので。奈良市写真美術館には行けなかったけど、入江泰吉「私の大和路―秋冬紀行」を今度借りてこよう。興福寺の阿修羅像を見逃していたので、写真でじっくり見ました。
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★奈良県立万葉文化館
http://www.manyo.jp/

★入江泰吉記念 奈良市写真美術館
http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/index.html

万葉文化館のショップでリービ英雄の「英語で読む万葉集」を買いました。英語を考えることで、逆に日本語を深く味わうって、このこと。秋の歌ふたつ。

秋去らば 今も見るごと 妻恋ひに 鹿鳴かむ山そ 高野原のうへ
When autumn comes
these mountains are always
as we see them now,
where the deer cries
in longing for his wife―
on these high fields.

秋の田の 穂向きの寄れる 片寄りに 君に寄りなな 言痛ありとも
As the ears of rice
on the autumn fields
bend in one direction,
so with one mind would I bend you,
painful though the gossip be.

この2つの歌は「loveとは違った、恋の表現力」という章の最初にあったのですが、夏目漱石が"I love you"を「月が綺麗ですね」と訳したのを思い出しました。心の動きを自然に託すのが日本人なのです。

★万葉集


回り道しましたが、飛鳥寺に到着。蘇我馬子が建てた寺院で、ならまちの元興寺は平城遷都と共にこのお寺が移されたものだとか。日本最古の釈迦如来、飛鳥大仏さまがいらっしゃいます。東大寺の大仏さまよりも150年年上なんだそうです。日本というより百済のお顔のような気がします。めずらしく写真撮影を奨励していました。
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最後は甘樫丘(あまかしのおか)。最後にこの丘に登るのはきつかった!
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1612833832&owner_id=831795

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by nabocha | 2010-10-31 20:52 | おでかけ

奈良旅行記④ならまち

mardi 19 octobre

朝から歩き通しですっかり疲労。宿泊客でなくても朝食が食べれるそうなので、思い切って奈良ホテルに入ってしまいました。選んだのは洋定食。朝からこんなに贅沢すること、もうないかも。

★奈良ホテル
http://www.narahotel.co.jp/

それにしても、皇室関係者はじめ、ヘレン・ケラーやオードリー・ヘップバーンの他にも、プロコフィエフ、メシアン、シュトックハウゼンなど作曲家が結構宿泊しているのに今更びっくり。アインシュタインが弾いたピアノ、見逃してしまった・・・。さてさてお待ちかね、ならまち散歩です。まずは元興寺。世界遺産だったのですね。
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★元興寺
http://www.gangoji.or.jp/
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ここの宝物殿が静かでよかった。真ん中の阿弥陀如来さま、金色のお顔に光の具合で口紅さしてるみたいできれいだった。
左の如意輪観音さまはしっとり。如意輪さまは何だか艶があって惹かれてしまう。『仏像の本』によると、持っている輪っかは如意輪(にょいりん)といって、孫悟空が持っていた如意棒のように、思いのままに操ることのできる輪っか、つまり私たちの願いをなんでもかなえてくれる輪っかなんだそうです。
そして右はご存じ聖徳太子の童子像。合掌した両手には紙一枚の隙間があって、そこにエネルギーを感じます。
外に出ると、足元にも小さな如来さまが。
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元興寺を出て、行ったり来たりしてようやくならまち格子の家へ。このあたりは昔ながらの町家が軒を連ねます。

★ならまち格子の家
http://www46.tok2.com/home/arc/nara/nara_21.htm
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いろんなお店に寄り道しながら、青紫園で鹿ブローチを買いました。かわいくてすぐにカバンにつけてしまいました。色とりどりでとても人気があって、普通はオーダーして後で届きます。

★青紫園
http://www.kai.st/seishien/index.html
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それとここも忘れずに寄ってきました。ふすま地のブックカバーがたくさんあって迷います。読書好きにはたまりません。

★ねっとわーくぎゃらりー ならっぷ 「ならっ布ふすま地文庫本カバー」
http://naramachi.nawrap.com/nawrap/bookcover/index.html
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散歩もこれで十分かな、というところでそろそろお昼。まだおなかがすいていなかったので、先にもうひとつのコスモス寺、般若寺へ。近鉄奈良駅からバスで7分です。
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★般若寺
http://www.hannyaji.com/

ここは家を出る直前に廣瀬さんのレポートを目にして、行ってみようと思ったのでした。秘仏の白鳳阿弥陀仏が公開されています。本尊でない方の仏像さまがとてもよくて、人もいなくてずっと眺めていたのですが、名前が分かりません。植村牧場のアイスクリーム、食べ忘れた・・・。
http://buddha-girl.com/report/nara/hannyaji.html


般若寺からならまちに戻って、ようやくランチ。ならまちブームの火付け役にもなったカナカナです。通り過ぎてしまいそうになりました。やっぱり並びましたよ。
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★カナカナ
http://trafika.jp/kanakana/
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たくさん本が置いてあります。待ち時間にクラフト・エヴィング商會の「らくだこぶ書房」を手に取りました。実家に置いてきちゃったな、この本。帯に「すでに未来は懐かしい」。
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奥さんが雑貨の本を出しているようです。
http://www.amazon.co.jp/カナカナのかわいい東欧に出会う旅―チェコ-スロヴァキア-ハンガリー-井岡-美保/dp/4863110359/
http://www.amazon.co.jp/カナカナのかわいいロシアに出会う旅-井岡-美保/dp/486311012X/

さぁて、最後は奈良国立博物館。近道しようとうろうろしていたら、朝通った道に戻りました。この感覚、何かに似ている?そうそう、ヴェネチアで迷子になった時みたいでした。
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★奈良国立博物館
http://www.narahaku.go.jp/

たくさん見て分かりましたが、私の好きな仏像は右手がDon't be afraidの施無畏印をしている座像のようです。やっぱりパワーがもらえるから。この形、例えば大切な人が病気になって治ってほしい時、自然にこうすると思うんだよね。祈るより、自分の命のオーラを少しでも分けてあげたいと思う。東大寺の金剛力士像が特別公開されていて、大迫力でした。名品図録を購入。これでいつでも思い出すことができます。
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1612254156&owner_id=831795
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by nabocha | 2010-10-29 05:27 | おでかけ

奈良旅行記③奈良公園周辺

mardi 19 octobre

2日目。朝6時半に宿を出ました。宿は大阪上本町なので・・・でも急行なら30分で奈良に着きます。もちろん、初乗り運賃しか払いません。すぐに東大寺へ。開門が7時半ですぐに入ったから、修学旅行生もいなくてゆっくり参拝できました。
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圧倒的な大きさの大仏さま。
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ラジオで廣瀬さんが話していたのですが、この手のかたちは"Don't be afraid" "Don't worry"の意味なんだそうです。廣瀬さんは上智の比較文化学部で学んだそうで、日本語だと難しい仏教用語も、英語だとほんとうに簡単で目から鱗だったんだとか。
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施無畏印(せむいいん)といって、畏れが無い状態に施す、ということです。それを知ってから見上げると、「大丈夫や」「心配すな」「何とかなる」と手から気を送られているようで、涙がこぼれました。

修学旅行での記憶がないのだけれど、奈良公園にはたくさんの鹿がいます。声が結構高くてびっくりする。鹿の声、といえば百人一首のこの歌。
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「奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きくときぞ 秋はかなしき」
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そういえば、明治の「鹿鳴館」って何からきているんだろう?
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小鹿にも会うことができました。
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気がついたお母さん鹿が小鹿を守ります。
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東大寺の後は春日大社へ。後日ちらしで気がついたのですが、今年は朝のお参りに無料で参加できたようなのです。早すぎると思ってすぐにささやきの小径の方へ折れてしまい、もったいないことをしました。

★春日大社
http://www.kasugataisha.or.jp/


途中、志賀直哉旧居がありました。
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水面に映る鷺池の浮見堂。
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1609494705&owner_id=831795
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by nabocha | 2010-10-26 01:49 | おでかけ

奈良旅行記②斑鳩

lundi 18 octobre

9時前に東京を出て、11時過ぎに京都に着く。今更ながら、新幹線って便利。車中読みかけだった廣瀬郁実さんの『仏像の本』を読んでいたのだけれど、これ、かなりおすすめ。

★廣瀬郁実 『仏像の本』
http://www.amazon.co.jp/仏像の本-廣瀬-郁実/dp/4635390101
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京都駅から近鉄奈良駅へ。思ったより時間がかかった。さっそくせんとくんがお出迎え。
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ならまちは月曜休みが多いようなので2日目にまわして、ランチだけにこちゃん堂へ。ちょっと迷いました。日替り1品おかずと黒ごま豆乳ぷるぷるプリンでまったり。

★にこちゃん堂
http://nicochandou.net/top.html
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午後のみなのでどこへ行こうか悩みましたが、斑鳩方面に決定。近鉄奈良駅からJR奈良駅って離れてるのよね。今思えばバスに乗ればよかった・・・。あまり時間がないので、法隆寺iセンターで自転車をレンタル。1時間200円です。

★法隆寺iセンター
http://www4.kcn.ne.jp/~ikaru-i/

法隆寺は修学旅行生がたくさんいたので、中宮寺へ。優雅な微笑みの半跏思惟菩薩さまがいらっしゃいます。いわゆるアルカイックスマイルのお方ですね。

★中宮寺
http://www.chuguji.jp/
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春になると境内に黄色の山吹の花が咲くんだそうです。
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自転車を走らせ、法起寺へ。お目当てはここのコスモス畑。
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稲刈りの済んだ田畑を眺めながら、日本の原風景を見た思いがしました。
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道端でお地蔵さまを見かけて足をとめていたら、法隆寺の鐘が響きました。
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1609494199&owner_id=831795
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by nabocha | 2010-10-26 01:48 | おでかけ

奈良旅行記①

lundi 18 octobre

ようやく科目試験が終わった日曜日の午後、申し込んでいた『ハーブ&ドロシー』を観に行くのもすっかり忘れ、どんよりして帰宅。いつもなら解放気分なのにどうして?・・・朝は楽譜スキャンのために早出、夜はスクーリング、仕事の合間は勉強・・・という毎日についに耐えられなくなったのか、先週は職場で朝も昼も戻してしまい保健室へかけこむ。それからというもの、ずっとからだがおかしくて薬を飲む日々。いつ気持ち悪くなるか分からないから、電車に乗るのも怖かった。とりあえず取りそびれた夏休みをもらう。土曜はロシア文学、教育心理学、教育史、日曜は近代日本文学と倫理学。最後の試験前もおなかをこわして図書館での激痛の記憶がよみがえる。これはもうだめだ、全部忘れてどこかへ行ってしまおう・・・と日曜の夕方思い立つ。

猫島めぐりもいいなと思ったけれど、奈良にした。ラジオ深夜便の4時台でたまたま聞いた仏像ガールの廣瀬郁実さんの話を思い出して、仏像を見にいけばパワーがもらえるかも、仏像だったら奈良かな・・・と思った。

★【仏像ガール】公式サイト
http://www.buddha-girl.com/

池袋に出てジュンク堂へ行き、ガイド本を買う。今回使ったのはタビハナシリーズ。コンパクトでよかった。
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次に楽天トラベルで宿探し。学割で探していたら、格安な上3泊目無料のところを見つけて即決定。かなり大阪寄りだったけど。

★FOR LEAVES INN 上本町
http://www.forleavesinn.jp/uehonmachi/index.html
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今回はからだ第一、深夜バスは問題外なので新幹線。「奈良・大和路遊々きっぷ」で行くことにしました。バスもフリーでかなりお得。
http://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/narayamatoji_yuyu/index.html
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1609492685&owner_id=831795
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by nabocha | 2010-10-26 01:47 | おでかけ

懐かしい未来

mardi 12 octobre

誕生日フレーバーリクエストで、ヴォーン=ウィリアムズのチャーターハウス組曲から、ゆるやかなアリアをかけていただきました。
http://ottava.jp/od_history/od_history.php?program_name=conbrio&broadcast_day=20101012

★Charterhouse Suite Slow Dance
http://ml.naxos.jp/track/41809

10月12日ってヴォーン=ウィリアムズ、そしてリュート奏者のヴァイスの誕生日だったのですね。こんな2人と生まれた日が同じだなんてうれしい。大切に聴くようにしよう。

★Ralph Vaughan Williams (1872-1958)
http://ml.naxos.jp/composer/21130

★Vaughan Williams - greensleeves


★Silvius Leopold Weiss (1686-1750)
http://ml.naxos.jp/composer/22409

リュートの響きは好き。最近お気に入りのアルバム「アルフォンシーナと海」の中の一曲。
http://www.amazon.co.jp/アルフォンシーナと海-波多野睦美-つのだたかし/dp/B00007GREH

★小さな空 武満徹 波多野睦美&つのだたかし


偶然にもこのアルバムの中にヴォーン=ウィリアムズの曲が3つも入っていました。武満徹さんは10月8日生まれで、今年生誕80年でしたね。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1600917323&owner_id=831795
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by nabocha | 2010-10-12 22:40 | 音楽