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もうすぐ梅雨明け

dimanche 29 juin

さっき母から電話で久々に明るい声を聞いた。兄の事故で重傷だった小1の男の子が退院したそうだ。手術しなくて済んで経過も順調でほんとうによかった・・・私の時と同じく本人が頭を打って事故の記憶をなくしているものだから、男の子のお母さんが事故のことをどれだけ本人に話すべきか悩んでいるそうだ。知らなくてもいいこともあると思う。それよりも初めての夏休みの思い出をいっぱいいっぱいつくってほしい、と思う。

毎日のように謝罪に行っていたら、被害者の家族の方々に逆に気を使ってもらったようで、人ってあたたかいねと兄と話して泣いたそうだ。私も最近暗い気持ちをなかなか払拭できなくて、何か口に出すとそれが出てきてしまいそうで黙ってばかりいたのだけれど、やっぱり声をかけてくれるまわりの人々や友人に救われてます。ありがとう。。。

最近弱い自分を少し許せるようになった。いつでも人に何か与えたり元気づけたりなんてできない。たまには甘えて人からもらってもいいんだ、と思う。それで今度人が落ち込んでたらこっちがまた元気づければいいのだ。

Every cloud has a sliver lining.

フランス語では
Il n'est point de bonheur sans nuages.
(雲のない幸せなんてない)
てのがあるけど、私はsilver liningのほうが好きだな。

今日は母方の祖父と祖母の命日。祖父は私の生まれる前から亡くなっていて、祖母は3年前に亡くなったのだけど、気がついたら旅立ったのがちょうど同じ日だった。地区の運動会やら事故後の処理やら謝罪やらで、母は命日をすっかり忘れていたようだ。

「今週末の観劇、やっぱり行くよー」と母。梅雨明けももうすぐだ。
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by nabocha | 2007-07-29 21:49

被害者、そして加害者

lundi 23 juillet

書きたくはないが書かないと落ち着かない。

朝母から電話で、今度の観劇をキャンセルできないか、と言う。兄が事故を起こして自粛したいというのだ。相手が7人と聞いて話を疑った。心配で実家に帰ってきた。

恥ずかしい話だが、兄は謹慎中だった。借金の取立てが東京から何人もやってきて、ようやくその時点で兄が消費者金融に手を出して首が回らなくなっていたことが明るみに出た。父はあった唯一の積み立てを解約して支払いをした。それが今年の春。そして今度は交通事故。私が遭った事故の処理だってまだ終わっていないのに。

土曜の夜、父と母が盆踊りの手伝いに家を空けた隙に遊びに行き、その帰りに事故を起こした。一時停止するべきところをせず、出会い頭に衝突。相手の車は3家族親子2人ずつと運転者で、兄は軽傷ですんだが、相手方の運転者は肋骨を折って入院、子供のうち1人が頭蓋骨陥没で出血が止まらず、ようやく昨日意識が戻ったらしい。

悪夢を見ているようだ、と母。後から聞いた話だが、春の発表会を観に来てくれた時、かなり落ち込んでいたところを救われたと言うのだ。私も事故に遭ってかなりの心配をかけてしまったし、この夏一緒に観劇を楽しんで、せめてものつぐないにしようと思っていたのに・・・。兄が事故を起こした土曜の夜は、くしくもドラマの友達と1回目の観劇をしている時だった。地道に仕事して生きてきたつもりなのにどうして?と言う。母は何も悪くないし重傷の方の経過が良ければ一緒に観劇に行きたいのだけれど・・・

ついこの前まで被害者だったのに今度は加害者の立場だ。私も何か悪いことをしたのでは、という気持ちにならずにはいられない。生きることを楽しんではいけないのだろうか?・・・自分の事故から1ヶ月以上経って、普通に仕事できるし表面上は明るくしていても、生きることの虚無感がずっと底辺にあって、ふとそれに襲われると勉強が手につかず、逃げるように読書や映画ばかりの日々が続いたりしたけれど、それがいけなかったのだろうか?現実逃避という意味では兄と同じだ。「苦しいから逃げるのではない、逃げるから苦しいのだ」という恩師の言葉を思い出す。いろいろなことがありすぎて気が重い・・・でも自分だけでも地に足をつけて笑顔でいなければ。

重傷の子は小学校1年生。初めての夏休みが台無しになってしまった。せめて2学期からは普通に学校に通えるくらいによくなっていますように。そして兄。せめて人に迷惑をかけないで生きていってほしい。
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by nabocha | 2007-07-23 05:16

サントラ感想

mercredi 11 juillet

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Hairsprayの映画サントラ発売で日記書く気になったので失せないうちに。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000PUAID4/503-5508292-6647933
やっぱりoriginal Broadwayを聞き慣れた耳には違和感があるのはしょうがないけど、聞いてれば気に入るかも。Nikkiは選ばれるべくしてTracyに選ばれたのだけど、そのNikki自身のうれしさが出てる感じで、Marissaの方がcrazy girlって気がするのだ。でもやっぱNikkiは10代の若さがあふれてるよな~。気に入ったのはMichelle PfefferのMiss Baltimore Crabs。これは舞台版よりかなり雰囲気出ててておかしい!いいなーMichelle。EdnaをやってたHarvey Fiersteinの悪声(というかそのだみ声がよかったのだけど)のところをJohn Travoltaがきれいに歌ってるので全然違う印象。舞台のは怪物のような存在感だったけど、ファットスーツを着て踊るTravoltaはなかなかにcuteな感じ。オリジナルと同じくニューヨークのブロードウェイのうきうきした感じ(私にとってはクリスマスのそれ)を思い出させてくれるのがTimeless To MeとIt's Hairspray。Timeless To Meをあの2人がどんな感じでやるのか楽しみだな。映画10月公開ってのは遅い・・・。やはりオールスターという感が否めないけどどの曲も聴き倒してるからそれなりに楽しめる。ボーナスのMama, I'm A Big Girl Nowでは"Watch me fly~♪"と歌うNikkiをRickyとMarissaが"show off"とこきおろしてるのが笑える。Fiersteinも顔を出し、ファンにはうれしい1枚だよね、やっぱり。

この夏は3回も日本公演を観に行くけど、最終日に母と行くのが一番楽しみだったり。兄がいろいろ問題起こしててまいってた時に発表を観に来てくれて「生きる元気わいてきた!」って言ってくれた母。その後私も事故ったりで迷惑かけたし、また思いっきり楽しんでほしいと思うのだ。

事故で1ヶ月分とんでるものだからいまだに6月とか書いちゃうんだけど、すでに7月だしもう今週は学年度末。結局今期の授業も休みばっかりで、やたらにクラス取るくせに不真面目な奴と先生方には思われてるに違いない(汗)。来年の卒業パーティーではフラ語の先生と雑談できるように頑張ろう!今年はお酒入って眠くて英語もあやふや・・・英語も授業取るようにしないとどんどん落ちちゃう。でも夏期講習は大学のスクーリングで大忙しになるので不可能。8月は午前は授業、午後から夜は仕事でかなりのてんてこまいが予想されるので、夏バテだけはしないようにしなきゃね。

最近の読了本。鹿島茂「フランス歳時記」。あとユルスナール「目を見開いて」。フランス語第三部をぱらぱらめくってたら「東方綺譚」からComment Wang-Fô fut sauvéが入っててびっくり。これを読めるようになりたい。森有正「バビロンの流れのほとりにて」は拾い読み。どんな文章だかは忘れたけど、単調な生活だがその習慣の規律を細々と守ってゆくのが大切なのだというくだりには共感。この前久々神保町に行って「プルタルコス英雄伝」を買ってしまった。いつ読めるだろうか。池袋に行ったときに見かけたHans Silvesterのギリシャの猫の写真集も気になる。というかギリシャ行きたい。

どうもレポートの参考文献を探しに行くと、別の本を借りたり買ってきてしまうのが最近の切実な問題(笑)。読書の習慣が戻ってきたのはいいのだけれど。怒涛の8月に入る前に2本くらいはあげておきたい。
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by nabocha | 2007-07-11 04:45 | 音楽