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靴を探して

lundi 28 mai

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ようやくレポートが終わった!ということで解禁日記。しばらく集中するためにネットを意識的に控えていたのだけれど、やはり書くことをしないとものすごくストレスたまるなーと実感。でも以前よく読書していたころはネットなどなかったのだし、やはりネット断ちをしないと学業の方向へシフトしていけないのだなと思った。以下備忘録も含め、毎度のことだけどストレス発散のためやたら書き散らしているので、適当に読み飛ばして下さい。。。

レポートを提出する前に、前任者からもらったフランス語の問題演習をやったら自信つくだろうとやり始めてしまったのがそもそもの間違い。終わるまで気がすまないので肝心のレポートに取り組むのが遅くなってしまった!でもこれで基本文法はカバーできたので一安心。

最近思い立ってまたNHK FMの「バロックの森」(毎朝6時~)を聴き始めた。日野直子さんの「あさのバロック」の時よく聞いていたのだけれど、ずいぶん遠ざかってた。オープニングのバッハ「羊はやわらかに草をはみ」も変わってしまったな。でも久々ブランデンブルグを聴いて心が洗われるようだった。朝から爽やかな気分にさせてくれるこの番組が大好き。アコーディオンの御喜美江さんもこれで知った。今いろいろ調べていたら、NHK FMは2011年に停波になってしまうらしい。・・・バロックの森も聴けなくなってしまうし、以前聞いていた竹村淳さんのラテン音楽とか(これはもうやってないか)、クラシックはどこで聴けるの?日曜喫茶室は?ラジオ深夜便は?(これは第1で聞けるのか)・・・何だか日本の文化に対する認識の低さを露呈しているみたいでがっかり。最近イギリスのBBCをよくチェックするのだけど、こちらなど何を聞こうか迷ってしまうほど充実している。

BBCを聞き始めたのは、やはり将来イギリスに行きたいことが選択肢の中にあるため、普段からイギリス英語の耳慣らしぐらいはしておこうと思って。Newspodは平日のニュースのダイジェストを30分くらいにまとめてあるので、ちょうど通勤の行き帰りで聞けて便利。Learning Englishでは発音とか勉強できる。Radio 4のInterviewsでは文化人のかなり古い音源とかあってさすがBBCと思う。これまたRadio 4のIn Our TimeのArchiveではhistory of ideasとして大学の講義のような質の高いdiscussionを聞くことができる。

イギリス英語といえば、英検1級が受かったら挑戦したいのがケンブリッジ英検(受かってもいないのにすぐこういうことばかり考える奴)。日本ではBritish Councilでしかやってないのが難。とりあえずFlo-Joeという便利なサイトを見つけたので、ここのPodcastを聞いてみることにするか。とにもかくにもまずはListening。

先々週の日曜は代々木のオリセンに英語スピーチを聞きに行ってきた。KeyForce Toastmasters Clubが主催。あるおじさんのスピーチがとてもよくて泣いてしまった。I love youという題。いやいやこれは一幕劇ですよ。どんでん返しがあって、sense of humorがあって、伏線があって、messageがストレートじゃないけどふわっとあって。いいなーいいなーこういうのやりたい。P学院ではスピーチあまり勉強できなかったし。吉祥寺にあるRICHARD HAN SPEECH ACADEMYとか行ってみたいけど、お金ないしなー(←時間もないでしょ!)。Toastmastersは素晴らしいプログラムというのは分かっているけれど、なんとなく気が引けるし。今は外に出ちゃ行けない時だから、がまんがまん・・・

でもなー、どっか行きたいなー。9月あたまの1週間と12月の2週間。学期末ごとまとまった休みある仕事なんてそうつけないから、今のうちにどこかへ行っておきたい。NY行って、結構海外って簡単に行けてしまうことが分かったし。友人がフランス留学中にモロッコ行った話してたけど、アフリカとかインドとかね・・・それか1年計画で集中的に1つの言語勉強してその国にいくとか。今ならイギリスとフランス。あとはドイツとイタリアとスペイン。。。ってそんな暇ないでしょ!妄想だけはひろがるんだけどなー、でも留学するならその時行ったほうが安上がりかも。うーん、今はやっぱがまんのときかな。

でも実際勉学だけだと行き詰ってしまうのは過去にも経験したことだし、普段から何か勉学(そして仕事)以外で楽しみはあるべきだと思う今日この頃。「ビジ英 & ものしり英語塾を120%利用」のSanaeさんも言ってたけど(英語はすっとばして読むこの編集後記がいいのだ!)。「英語だけではなく、何か自分の人生に輝きを見出せるもの見つけないといけないな、と思いました。人生のスパイスになる目標、趣味のようなものです。熱く、楽しくなれるものです。ワクワクするような出来事を自分の歩む道のあちらこちらに散らばらせておくといいのかもしれません。「ものしり英語塾」の馬越恵美子先生も英語落語を始めてしまったし、遠山顕先生は、歌手、俳優活動をしているし……、あなたにとっての輝きは何ですか?」ってね。仕事場の近くにある新堀ギターでアコでも始めちゃおうかしら。でもまずはこの夏のスクーリングを乗り切ってからにしよう。

近々の楽しみはやっぱり夏のHairspray日本公演映画が公開されることもあって純粋に楽しみ。話題になっていることもあってYouTubeにあったoriginal castの映像はすべて削除されていた。あれなかったらダンスできなかったし、ほんとあのタイミングでアップされてたのはラッキーだったな~。自分が演じたMaybelleをどんな女優さんがやっているのか調べてみたら、1988年の映画はR&Bの女王と言われたRuth Brown、2002年のミュージカルではMary Bond Davis、そして2007年の映画はラップ歌手のQueen LatifahChicagoのマトロン役でmamaを歌ってたのはこの人だったのね!The Oprah Winfrey ShowでOprahと彼女が意気投合して話していたのが印象的。日本での映画公開はいつなのかしら。ついついサントラ予約しちゃった。いくつか新曲入ってるみたいだけど、何てったって楽しみなのは歴代Tracy(Ricki Lake、Marissa Jaret Winokur、そしてNikki Blonsky)が歌う”Mama I’m a Big Girl Now”。うーん、楽しみ。

先々週の日曜の午後はせっかく外出したので、大きい靴の専門店「Ten」で夏の靴を買う。24.5か25.0でいつもサイズがなくて困る私にとってはこの店が1番。サイズが大きいほうが品揃えがよかったりする。
ふと須賀敦子の「ユルスナールの靴」の冒頭を思い出す。「きっちり足にあった靴さえあれば、じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ。」もちろんここでいう靴っていうのは、須賀さんが作家として立つ自覚と、それを支える文体のこと。つまりは生きていく上でよすがとなるもの。その靴は私もまだ見つからない。でもその前に自分の足のサイズで靴を作ってみたい。ぴったりな靴を履いてイギリスへ行ったら、そのどこまでも歩いていける靴が見つかるかもしれない。いつかイギリス行きが決まったら(あるいはフランスに変わるかもしれないけれど)、白山駅まえの靴専科で自分のサイズの靴を作ろう。

靴屋さんのあとは、もうすぐ辞めてしまう同僚に本を、とジュンク堂へ。私よりまだ若いし、もっとフランス語を生かして働いてほしい、と猪浦道夫の「語学で身を立てる」を買う。他の本は買わないつもりだったのに、文学棚の位置が変わって探してまわったついでに、3冊も買ってしまった。森山康介「『イーリアス』日記」イーヴリン・ウォー「ブライヅヘッドふたたび」、そしてロレンス・ダレル「アレクサンドリア四重奏Ⅰ」。いつ読めるか分からないけれど、文学に戻る近道になればそれでいいか。

仕事場の授業はフランス語は本科のTAXI1、初級書取、そして古典ギリシャ語入門、ラテン語入門をとっているけれど、無料だとやっぱりすぐにさぼっちゃう。なかなかうまくはいかないものだ。ラテン語はそろそろ修行僧のように活用を唱え始めないとまずいな。ギリシャ語は道のりが長いからまだいいけど。いつか校長先生の授業を受けるのが目標。それにしても語尾変化が大学で習ったのと違ってて困る。「主格・属格・与格・対格・呼格」で覚えたのに、今度は「主格・呼格・対格・属格・与格」なのだ!「がのにをよー」でなくて「がよをのにー」で覚えなおさなければならない(?)。それはいいとして、この前の授業でたまたま教科書を忘れたとなりの人と話をして、授業受けてるだけじゃだめだなぁと思い直す。彼は聖書を原典で読みたくて取っているらしい。あなたは?と聞かれて、「大学のときは独文だったけど、ドイツ詩とフランス詩をやるうちに詩形とか学ぶなら古典語からやらなくちゃだめだなとやり始めたのです」と答える。といってもとっさにどの詩が好きだったか思い出せないほどこの世界から遠のいている。ドイツ詩はモルゲンシュテルンを覚えているのみ。フランス詩にいたっては・・・。独学でフラ語かじって仏文学演習にもぐりをしていただけだから、ほとんど覚えていない。どちらかというと詩形に興味を持ったからだろうか。

ときどき自分が抜け殻だな、と思う。あのときは帰ってこないし、あのときの情熱や好奇心もすぐには戻ってこない。ただそんな自分がいた記憶だけを頼りにいまこうして勉強しているような気がする。でもいいんだ、きっと。回り道をしなければ、劇も知らなかったし、与えなければ与えられないことも知ったし、いまここで働いてもいないのだから。
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by nabocha | 2007-05-28 17:43 | その他