カテゴリ:慶應通信( 42 )

終わらない卒論

明けても暮れても卒論、卒論。。。

それで今日が最終の卒論指導日のはずだったんです。
はず、というのは、今日は受けられなかったんです、指導が。
待っても待っても前の方が終わらない。
先生が遅刻してかなりずれこんだようですが、
1時間待ってもまだですか?ちょっとひどくないですか?
午後から仕事なのであきらめて帰りました。

この日のために予定も全部キャンセル、休みも閉じこもってたのに。
でも、おかげで火が着くのが遅い私も書き上げることができました。
構成をやり直してイチから始めたのは2週間前。遅っ。
後は内容を詰めていけばいいんだもんね。やった!
ただ製本するまでは気を抜いちゃいけない。
もう1回指導受けるまでに納得いくものを書こう。

「卒業論文作成マニュアル」なるものを発見、この部分にやる気をもらいました。
http://web.econ.keio.ac.jp/staff/tets/etc/keiyu/corthesis.pdf
・とにかく書く
・毎日書く(歯みがきと同じように、やらないでいると落ち着かないぐらいの日課にしてしまいましょう)
・考えるより書く(考えている時間がもったいないですし、書く作業をしていると頭が働いてあれこれヒラメイテくるものです)

あと偶然見つけた卒論bot、その名も「卒論しろ」!
http://twitter.com/#!/soturon_siro
「月にかわって卒論よ!」とか「私の卒論はちょっぴりコールド、あなたの怠けを完全ホールド!」とか、なかなか粋なことをおっしゃいます(笑)おすすめ。

とにかくねむい。とりあえず寝ます!

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1789786704&owner_id=831795
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by nabocha | 2011-10-27 21:54 | 慶應通信

2012年3月卒業に向けて

黄緑色の卒業予定申告書を書いてみて、結構単位取れてきたかな、と思う。4月の8単位は結果が出てないので入れないとして、

・必要専攻単位(所属類)・・・あと3
・必要専門単位(文学部全体)・・・あと16
・卒業所要単位・・・あと14

なので、4月の8単位が取れていれば、もうあと8単位でいいのか!もう少しの辛抱だから頑張ろう!しかし今月はやることが鬼のようにあって。

■慶應通信
19日の卒論指導と23日のレポート〆切
■アコ
5日の代々木と8日の発表会と29日の山の手線一周

仕事も何だか落ち着かない。3月4月はいつも年度始めのホームページ更新が山積みになるけど、職場のトップが変わったのと地震対応で至急案件続出。技術者も変わって頼りなくなったので、自分でDwいじって更新、バナーもAiで作るようになってしまった・・・。

全部自分のことなんだから幸せというもの。負けられない。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1715100375&owner_id=831795

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by nabocha | 2011-05-02 03:51 | 慶應通信

ニューグローヴ世界音楽大事典

jeudi 2 février

音楽学まわりでは知らない人はいないニューグローヴ世界音楽大事典。web日本語版が終了していたことを今頃知って唖然。
http://www.mita.lib.keio.ac.jp/dbnavi/detail.php?db=NewGrove

この前の卒論指導が1年前だったら良かったのに・・・引き延ばしている私がいけないんですが。初回から1年半以上経ってしまった。。。
http://nabocha.exblog.jp/10316026/

検索・コピペですむところを、巻末で探して、本棚から引っ張り出して、3冊たまったらコピー機へ(3冊以上は重くて持てない)。もうこれは力仕事に近いです(笑)。それでもってA3に収まらない。あっと言う間に地下書庫を閉めるアナウンスが来てしまいます。

くやしいのでWayback Machineで見てみたりして。最近β版が出たようですよ。もちろん使えないけど。
http://replay.waybackmachine.org/20090227234959/http://www.grovemusic.jp/

それにしても慶應は音楽のこと調べるにはもってこいの場所。使い倒すぞ!
http://www.mita.lib.keio.ac.jp/find-search/reftool/music/

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1667426077&owner_id=831795
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by nabocha | 2011-02-03 06:08 | 慶應通信

職業としての学問

mardi 30 novembre

金曜のお昼に追加履修をし、土曜に図書館から参考文献を借り、月曜2時に起きるも寒すぎ!やっぱり朝に終わらず、月曜のお昼に追加のレポート用紙を買い、日付が変わる前に練馬の郵便局で提出。いつの間にこんなぎりぎり体質になってしまったのだろうか・・・

今回最後にやっていたのはウェーバー。でも作曲家の方でなく、マックス・ウェーバーね。一番薄い『職業としての学問』を選びました。最近現代訳が出ていて、これが結構ヒット。学者以外の人がこういう風に訳すのは意味あることだと思う。
http://www.amazon.co.jp/現代訳-職業としての学問-マックス・ウェーバー/dp/4833419157/

ウェーバーがトルストイを取り上げているのもうれしい。アンテナが張っているときはこうやってリンクしていくもの。トルストイは学問に意味はない、私たちにとって大切な問題、何をすべきか、何のために生きるのか、ということに学問は答えない、と言う。ウェーバーはそれを認めていて、学問は事実を示すもので(事実をして語らしめる、という箇所は考え直さないといけないけど)価値を説くものじゃない、でも明晰さを与えることで人が自分で考え判断し、それに責任をもつようにすることはできると言う。意味を与えることはできなくても、意味を問うことはできる。だから、日々の仕事に向き合って、外的な指標でなく「自分はこの価値で生きる」と自分自身で見出せと言う。すぐに回答を求めるな。価値判断は自分でしろ。かっこいいじゃない、ウェーバー。

前回の近代日本文学はオーソドックスに夏目漱石『こころ』にしたのだけれど、その時に読んだ『悩む力』の姜尚中がこの現代訳の後半で対談しているのだ。夏目漱石とウェーバーなんだから、そりゃリンクするはず。
http://www.amazon.co.jp/悩む力-集英社新書-444C-姜-尚中/dp/4087204448/


「自由と独立と己れとに充ちた現代に生れた我々は、其犠牲としてみんな此淋しみを味わわなくてはならないでしょう」(『こころ』先生の言葉)

「人が働くという行為のいちばん底にあるのは、「社会の中で、自分の存在を認められる」ということである。人はなぜ働かなければならないのかという問いの答えは、他者からのアテンション(ねぎらいのまなざしをむけること)、そして他者へのアテンションだと言いたいと思う。」

「「人は一人では生きられない」とよく言う。それは経済的、物理的に支えあわねばならないという意味だけでなく、哲学な意味でもやはりそうなのだ。自我を保持していくためには、やはり他者とのつながりが必要なのだ。相互承認の中でしか、人は生きられない。相互承認によってしか、自我はありえないのだ。」

そういえば姜尚中って日曜美術館の司会をしててびっくり。多才な人なのね。

夜スク音楽史で、ヴェルディが音楽家のために立てた老人ホームCasa Verdiのドキュメンタリーを観たけど、
http://www.nhk.or.jp/special/libraly/01/l0007/l0721s.html

やっぱり皆が音楽という同じ価値観をもとにして、お互いを理解し認めあって暮らしていることが晩年の日々にあっても生き生きとしていることにつながっていると思うのだ。認められること、そして認めることって大切。

音楽史の2回目レポ、今度のお題は「リゴレット」「アイーダ」「オテッロ」のどれかを通して観て書くんだって。楽しみ!それにしても、ナブッコの「行けわが思いよ、金色の翼に乗って」は、♪むむむ~♪でもいいけど歌えたら楽しいだろうなぁ。アコでも弾いてみよう。
http://kcpo.jp/info/4thfc/Nabucco3.html#lib

★Va pensiero ('Nabucco', G. Verdi)


http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1631503014&owner_id=831795
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by nabocha | 2010-11-30 23:37 | 慶應通信

Ⅰ期:芸術(音楽)

samedi 7 août
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この独立館からの帰り道の眺めはほんとうに爽快・・・ようやく夏スク第一弾が終わりました。部屋の冷房はきくようになったけれど(ウィンドエアコンで後ろの窓を開けなきゃいけないのに閉めていただけだった・・・)、仕事が忙しくて夕方職場に戻ったり、それでも厳しくて木・金は朝7時から仕事開始、昼の暑い時間に日吉へ移動して夜はアコ・・・と鬼のような週でした。

そんな中、試験日前日に論述何書こうかな?と思ってOTTAVA con brioにメールしてみたら、終了1時間前だったのにぎりぎりでかけてくれました。モーツァルトの魔笛からリクエストして、第1幕のパミーナとパパゲーノの二重唱「愛を感じる男たちには」を選んでくれました。こういうのって本当にうれしい。

★Die Zauberflöte (5) Pamina & Papageno


http://ottava.jp/od_history/od_history.php?program_name=conbrio&broadcast_day=20100805


音楽は一応専攻なのでしっかりまとめたいけど、他のレポが書けなくなってしまうので講義項目だけでも。

■教会音楽と世俗音楽
・ガイダンス:西洋史と西洋音楽史の時代区分
・中世・ルネサンス期:教会音楽と世俗音楽

■絶対王政期の音楽
・バロック期:宮廷文化とオペラ、バレエ
・バロック期~古典派:啓蒙専制君主と音楽家たち

■市民社会の成立と音楽(1)
・バロック期~古典派:公開演奏会小史
・古典派~ロマン派:フランス革命期の音楽、オーケストラの拡大

■市民社会の成立と音楽(2)
・古典派~ロマン派:市民社会の成立とピアノ
・古典派~ロマン派:ナショナリズムと音楽

■モダニズムの時代
・近代化・都市化・機械化の影
・近代:モダン・バレエ

■音楽と政治
・近代:スターリズムと音楽
・近代:第三帝国と音楽

以前予備校で世界史を教えていたらしい先生はやけに受験世界史に詳しく(笑)、最近売れている「もういちど読む山川世界史」を参考文献にあげていたけど、図書館で借りられなくて、「手にとるように世界史がわかる本」を読みました。「フリードリヒ大王とバッハ」「進歩的すぎた『フィガロの結婚』」「革命エチュードを書いたショパンは危険人物!?」「ラデツキー行進曲はイタリア戦勝利の記念だった」「ルートヴィヒ2世とワグナー」・・・と音楽に触れているところも多くて読みやすかった。先生やっぱり「のだめ」もたびたび触れてたな~(実は漫画もテレビも映画も見ていない)。風邪ひいたときに大人買いして読みたいもの。

授業中にいろんな曲を聴きましたが、一番面白かったのはモダニズム。気に入ったのはヴァレーズのイオニザシオンです!

★Varèse - Ionisation - Boulez, Ensemble InterContemporain


西洋音楽史上、打楽器だけで作曲された初めての作品で、旋律や和声によらず打楽器の音色、リズムとそのデュナミークの変化で構成されています。ピアノも出てくるけど、打楽器として使ってる。アコーディオンも結構打楽器として使えそうな気がするんだよね(壊れても知りません)。

あとちょっと笑ってしまったのがオネゲルのパシフィック231。

★Honegger - Pacific 231


いつの時代にも鉄ちゃんはいるもので。先生が「鉄オタクラシック」なるCDを紹介していましたが・・・そうそう、木曜のcon brioの最後、斎藤さんが「では皆さん、したっけ、まぁいいやもう、ジェレズニーツェ!」と言ってました。Železniceはチェコ語で鉄道のことらしいんですが・・・。妙なつながりを感じてしまったのでありました。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1555461990&owner_id=831795
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by nabocha | 2010-08-07 11:11 | 慶應通信

気晴らし

lundi 10 mai

レポート書きの憂さ晴らしに写真ブログを作ろうと思ったら、
http://peindreaveclalumiere.blogspot.com/
しまった!気分転換のつもりがこちらが面白くなってしまった。。。
でも自動配信できるから、しばらく手間いらずです。

今月末はレポート提出に加えて卒論指導もあるのだぞ!(と自分に言い聞かせる)。
そろそろ定時上がりにしないと。

先週は午前休を取って、三田キャンパスへ。ITCアカウントが切れてしまったので新規登録。類変更をしたので新しい学生証に卒論指導検印を押し直してもらわないとだめらしく、今度は通信のカウンターへ。印をもらう前に「指導教官は誰ですか?」と聞かれ、ど忘れしている私・・・大丈夫か?

無事通年アカウント(5000円也)を取って、今度はCiNiiの継続利用申請。これは慶應キャンパスからやらないと、自宅から見れないからね。
http://ci.nii.ac.jp/

KOSMOSもずいぶん変わっており、IDを取得。MyLibraryで予約や取寄せ、返却期限の延長などもできます。これはかなり便利!ちょっとややこしいですが、通信生は卒業しないとkeio.jpのIDはもらえないようです。
http://kosmos.lib.keio.ac.jp/primo_library/libweb/action/search.do

それと今頃文献複写申し込み。今週中に届くといいな。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1483358889&owner_id=831795

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by nabocha | 2010-05-10 06:52 | 慶應通信

Saint Augustin et sa mère, Sainte Monique

mercredi 2 septembre
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30 août 2009は日本にとって歴史的な日となりましたね。サルコジ大統領も鳩山さんに祝福の手紙を送っています。
http://www.ambafrance-jp.org/article.php3?id_article=3638
こちらはフランス外務省報道官の談話。
http://www.ambafrance-jp.org/article.php3?id_article=3640

さて日曜は慶應通信生にとってはレポート〆切前日でもありました・・・今回頑張ったのは西洋哲学史Ⅰ。アウグスティヌスの『告白』について書きました。これに取り組んでほんとうによかった、と思う。彼の作品の中では自伝的で読みやすいと思うし、難解な哲学用語を使うのでなく、日常の言葉で問いかけを繰り返しながら思考を突き詰めていくさまは、感動的ですらあります。友や母の死にとまどう様子はどんな人にも共感を呼ぶだろうし、後半の記憶論や時間論もおもしろいです。いつかまた読むだろう書物。

上の絵はアリ・シェフェールの「聖アウグスティヌスとモニカ」。ルーヴルには彼の作品が8点あります。「パオロとフランチェスカ」が有名なようですね。

10月科目試験は西洋哲学史Ⅰと現代倫理学の諸問題、教育心理学を受けます。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1272254523&owner_id=831795
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by nabocha | 2009-09-02 06:52 | 慶應通信

東京タワー・核なき世界・La Bastoche

samedi 22 août
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夏スクも残すところあと2日。Ⅲ期は12:20に授業が終わった後、大急ぎで大江戸線の赤羽橋駅へ向かいます。それは13:00から仕事だから!それで毎日のように東京タワーに向かって歩いているわけです。

西野先生の国際政治論、ちょうど冷戦期の核抑止論を扱っていて、久々に映像の世紀を見ました。
★NHKスペシャル 映像の世紀 冷戦 ~恐怖の中の平和~
http://video.google.com/videoplay?docid=-6177470807676627333

それからオバマ大統領のプラハ演説も見ました。やっぱりうまいですよね。

★オバマ大統領のプラハ演説(日本語字幕付き) 1/3


★原文(在チェコアメリカ大使館)
http://prague.usembassy.gov/obama.html
★日本語(在日アメリカ大使館)
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20090405-77.html
★外交フォーラム8月号「核兵器のない世界へ」
http://www.toshishuppan.co.jp/gaikou_back_shousai.php?id=48

それにしても世界の核兵器のほとんどをアメリカとロシアが保有していて、そのアメリカが不拡散を唱えても、すでに持っている国と持たない国では絶対に不平等になるんだから、そこをどう解決していくのだろう?
(ちなみに各国の核弾頭数はロシア4,834、アメリカ2,702、フランス300、中国186、イギリス185、イスラエル80、インド60-70、パキスタン60、そして北朝鮮推定5-6。アメリカとイスラエル、インドにパキスタン、そして北朝鮮はNPTに加盟していません。)

午後は久々図書館へ。CiNiiのサイトライセンス個人IDを取得しました。
http://ci.nii.ac.jp/info/ja/service_siteprsn.html
それとレファレンスで教えてもらったサイトを検索したり。
★RILM Abstracts of Music Literature
http://www.mita.lib.keio.ac.jp/dbnavi/detail.php?db=RILM_Abstracts_of_Music_Literature
★FRANCIS
http://www.mita.lib.keio.ac.jp/dbnavi/detail.php?db=FRANCIS

それで今日の収穫はいろんな文献の参考文献に出てくるClaude DuboisのLa Bastocheが慶應図書館の旧館にあったこと!
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これ全部読めたらすごいだろうなぁ・・・とりあえずコピーします。ちなみにBastocheとはバスティーユ界隈のことです。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1262845397&owner_id=831795
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by nabocha | 2009-08-22 23:05 | 慶應通信

都立中央図書館

mardi 18 août

昨日はスク中休みで久々普通に仕事でした。KKK4人は学長ランチデビュー。西麻布のイタリアンに連れて行ってもらいました。場所のわりにランチが安い!
★ENZO pasteria
http://www.enzo-pasteria.com/index.html
デザートのCataranaが絶品でした。これを覚えているのは誰かが「これは語らな~」と寒いことを言ったからです(笑)

夏スク、Ⅰ期とⅡ期はずっとフランス語漬けでしたが、今日からはうってかわって「国際政治論」。職場の図書館で参考書3冊借りてきました。何てったって専門分野、この手のものは充実しています。少しは背景が分かるといいのですが・・・。

仕事の後、今度は南麻布の東京都立中央図書館へ行って参りました。
http://www.library.metro.tokyo.jp/12/
こんな穴場が職場から1駅のところにあるなんて!有栖川宮記念公園の中にあるのですが、昼間ならさぞ気持ちよいことでしょう。何ていったって平日は夜9時まで、35万冊の開架図書に900席の閲覧席!調査研究にはもってこいの場所のようです。資料の個人館外貸出はやってないんだけどね。新聞フロアにある出版ダイジェストや、週間読書人図書新聞を見て最初の大学時代を思い出しました。よく読んでたよなぁ。

ここに来たのは、Pierre Monichonの"L'Accordéon"の閲覧&複写をするため。大学のレファレンスでお勧めいただきました。大学図書館にクセジュ文庫、全部揃えてると思いきや、これに限ってなかったのですよ。確か国会図書館にもなかった。
閉架図書は自分で複写できないので、1枚25円で係員にお願いします。時間がなくて必死にmusette関連のページを探していたら、なぜか分からないけど南方熊楠を思い出しました。それにしても閉架図書の取り出しや複写完了の案内が電光掲示板で出るところ、スタッフが何人もいてすぐ対応してくれるところ、千代田図書館とは別格の新しさを感じました。

それでmusetteの記述ですが、p86に

La naissance du genre "musette" va donner à l'accordéon un nouveau moyen, de s'exprimer et ce dernier, jusqu'alors estimé de la bourgeoisie, va être adopté par les classes populaires qui en feront l'interprète de leurs peines et de leures joies.

とあって、次ページにEmile Vacherの記述が続きます。

Il va proposer ses services à M. Bouscartel, propriétaire d'un café-bal, près de la Bastille, où depuis de nombreuses années les Auvergnats de Paris viennent danser au son de sa célèbre "cabrette" - ou "musette" - accompagnée d'une vielle et de grelots. Le jeune Charles Péguri est engagé. Cette rencontre marque le début d'un genre nouveau qui deviendra "musette". - Emile Vacher et Charles Péguri en deviendront les idoles et feront découvrir tout un monde fait de fumée, d'alcool, de mauvais garçons... et de valses "musette".

それにしても「ミュゼット」という音楽を知った頃は単におしゃれという感じがしていましたが、全然違うイメージがあるということが分ってきました。蒲田耕二さんは「聴かせてよ愛の歌を」の中でこんなことを言っています。

なおパリの庶民のダンス音楽、ミュゼットに不可欠のアコーディオンは、20~30年代のパリの不良少年にとって、50~60年代の悪ガキのエレキギターに相当する自己認識のための必需品だった。ミュゼットの黄金時代を築いた歴史的アコーディオン弾き(ギュス・ヴィズール、トニー・ミュレナ、ジョー・プリヴァその他)は、多くがチンピラ上がりだった。だからマルセル・アゾラやリシャール・ガリアノなど、現代の「芸術家」たちの洗練されたプレイと違って、彼らは野太い音でバリバリ奔放に弾きまくった。(p81-82)

余談ですが、同じシャンソンの本で薮内久さん「シャンソンのアーティストたち」が気になります。こちらにはミュゼットの記述はあるかな?

元に戻ってMonichonさんは先ほどの項目(L'ACCORDÉON DE 1990 A NOS JOURS)の最後に

dans l'attente de nouveaux documents recherchés très activement par (中略) Takaharu (Japon).

と書いています。これは尾上隆治さんのことでしょうか?気になります。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1258323866&owner_id=831795
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by nabocha | 2009-08-18 06:41 | 慶應通信

Ⅱ期:フランス語(上級)

dimanche 16 août
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Ⅱ期が終了しました。今週は地震やら大雨やらで大変でしたね。さて真部先生の上級フランス語はメルシエのTableau de Parisを読みました。全訳ではありませんが、岩波文庫でも読めます。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/7/334551+.html
こういう精読を実はやったことがなくて、実に新鮮でかなり勉強になりました。接続法大過去(条件法過去第2形)をちゃんと習ったのは初めてでした。読んだのは次の7編。

PRÉFACE
LES HUIT CLASSES
LES CARRIÈRES
PLANCHER D'UNE PARTIE DE LA CAPITALE
HAUTEUR DES MAISONS
L'AIR VICIÉ
GARE! GARE!

描写が生き生きしていて、革命前のパリの様子が(誇張はあるにせよ)よく分かります。おもしろかったのはちょうど邦訳がないところですがLES CARRIÈRESとPLANCHER D'UNE PARTIE DE LA CAPITALE。パリは拡大するにつれ、昔の石切り場の上に市外区を作っていくことになります。下が空洞なのに!その他初期の都市問題が続出。くわしくはこちら。
http://members.jcom.home.ne.jp/emura/funnyou.4.htm

それにしても予習が大変で、授業が終わってから図書館で閉館まで、朝起きてすぐ、午前の仕事が終わって日吉に着くまで・・・と3~4時間かけてましたが、これ続けたらすごい力になるんだけどなぁ。もちろん通常勤務してないからできたわけですが。

昨日ちょうど卒論指導申込の締切日だったので試験勉強そっちのけで急いで書いて出してきました。でも全然指導していただけるレベルでないので、指導日前にまとめておかなければ。準備しててびっくりの発見がありました。パリに移住したオーベルニュ人の記述を読んでいたら、

As Louis-Sévastien Mercier stated in 1787 (Tableau de Paris), the Auvergnats in Paris were known as street-hawkers of rabbit-skins (for felt hats), as boiler-makers, knife-sharpeners, parquet polishers, and as water-carriers.

と出ているではないですか!うれしい偶然とはこのことです。

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学食には本当に助かりました。うちの職場にもあればいいのに・・・三田でもお世話になります。こちらは全部で483円。

そういえば仏検2級、無事合格しました。今度は準1級に向けて頑張ります。

http://nabocha.exblog.jp/10870333/
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by nabocha | 2009-08-16 07:11 | 慶應通信