ムジカノーヴァのアコーディオン特集

lundi 24 janvier

OTTAVA新年会の様子がおかしくて!!!
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斉藤さんにはいつかスプーンパーカッションでおべっか姉妹に入ってもらいますかね(笑)

閑話休題。今日は仕事が終わってから都立中央図書館へ寄ってきました。目的はこれ。
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ピアノの情報誌MUSICA NOVAの2000年8月号「風の響き―アコーディオンの魅力」。前から気になってた。CiNiiで「アコーディオン」を検索するとひっかかるんだもの。

もうこれはアコ弾き必読の特集でございます!

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インタビュー
風とあそぶ楽器 アコーディオン奏者 御喜美江

アコーディオン博士が語る
こんなに面白いアコーディオン 渡辺芳也
イラストマップ 世界アコーディオン地図

読者が挑戦!
アコーディオン1日教室 小川経子

学校と生活のさまざまな場面で
アコーディオンの魅力とその活用 中山裕一郎

バッハからタンゴまで
アコーディオンを聴く 小沼純一
ムジカ特選CDリスト

番外編
新世代のアコーディオン奏者たち
桑山哲也 佐藤芳明 牧田ゆき 大塚雄一 小松亮太
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私これが発売された頃、ちょうど相模大野に御喜美江さんとシュテファン・フッソングさんのデュオ公演を聴きにいってたのよね。
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新聞の懸賞か何かで偶然当たったんだと思う。アコーディオンを弾くなんて考えていなかった10年前。何だかSteve Jobsのスピーチ思い出しちゃう。

Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
いいか、先を見通して点をつなぐことはできないんだ。振り返ってつなぐことしかできない。だから将来何らかの形で点がつながると信じなきゃいけないよ。

せっかくなので御喜美江さんのインタビューより抜粋。

「ピアノが鍵盤をタッチした瞬間に音色や音質が決まるのに対して、アコーディオンは鍵盤やボタンを押しただけでは音は出ません。蛇腹を動かすところから音作りが始まるんです。またペダルがないので、指が離れた瞬間に音が消えてしまいます。音が出ているあいだ、ずっとコントロールしていなきゃいけない。でも、詳しく頭で計算するのではなく、耳でコントロールしているような気がしますね。」

「アコーディオンの蛇腹は一つだから、右と左の音量を変えることはできませんが、指のタッチである程度はっきりした音を出すことはできます。それから、旋律線を浮き立たせるのにいちばん有効なのは、音の長さを変えるということ、つまりアーティキュレーションなんです。主旋律は長くレガートに弾き、バックの旋律は指を鍵盤やボタンに触れたまま、軽く柔らかなモルト・スタッカートで弾く。一つ一つの点が、同じエネルギーで同じ方向に並ぶと線になるのと同じように、主旋律が「線」なら、もう一つの旋律は「点」で弾くんです。」

「―ダイナミクスの変化のつけ方は?
たとえばfpの場合、大きな音を引いた直後は強い空気の圧力が残っていて、急に小さな音にはなりません。空気には芯がないから、急には反応できないのね。といって、直後のpを意識していたら、本当のfにはならない。叫んだあとで内緒話をしなきゃいけないと思うと、どこかにブレーキがかかって、思いっきり声をだせないのと同じ。でも叫んだあと黙っていてもいいと考えたらどう? 叫んだあとの空気の残りで口だけ動かせば、ささやき声くらいは出るような気がするでしょ。アコーディオンでfpを弾くときは、fを出し切ってから蛇腹を完全にストップするの。そして楽器の中に残った空気を利用して指だけ動かすと、蛇腹の隙間からpが聴こえてくるんです。」

「意識的に息を演奏に利用することはあります。アクセントのとき、息を大きく吸って速く吐くと自然な表現になるとか。」

「―新しい奏法は、どのように発見するのですか?
音楽以外の本を読んでいて、ヒントが見つかることはよくあるし、他の楽器の奏法も参考になります。たとえば弦楽器の弓の動きや、管楽器の呼吸法。」

「アンサンブルで面白いのは、音色スイッチですね。例えば弦の音に似た音色のスイッチを使うと、ちょうど水彩絵の具のように、弦にふわーって溶け込むんです。(中略)クラリネットのような音色も出せますし、ほかの楽器と似てる部分とまったくちがう部分が、一つの曲のなかでくっついたり離れたり。アンサンブルには、まったく新しい音色を発見する楽しみがあります。」

「ワイマールに旅行したとき、一面のたんぽぽ畑がありました。はるか彼方の地平線のところで消えていく、その黄色と緑の点々を見ていたら、無限の広がりを感じたの。そのとき、アコーディオンの音の始まりと終わりには地平線があるって思いました。ふわふわと、あるいは地面をはうように遠のいていく音たち。耳が捉えられなくなっても鳴り響き、余韻を残しながら、私を地平線の向こうに導いていく・・・・・・。私はこれからもアコーディオンの地平線を探して、そのあたりをうろうろし続けるのかなぁって思います。」

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by nabocha | 2011-01-24 22:58 | アコーディオン
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